玲於「なぁ、斗真。

俺の事なんて気にすんな。

俺の為を思って自分に嘘を着くのだけはやめろ。

俺はお前に嘘をついて欲しくない

自分の心くらい正直でいろよ。

お前はもう自由なんだからさ。

俺は大丈夫だから!」


玲於は俺に優しく微笑んだ


なんで…

なんで、こんなにも俺の事を考えてくれるんだろ。


玲於からしたら俺は邪魔な存在でしかないのに…



玲於の心の深さに俺は涙が溢れた

玲於の暖かい太陽のような笑顔を見たら俺のちっぽけな決断なんていとも簡単に溶かされた



玲於「……斗真?」


俺はもう自分に嘘を着くことが出来なかった




















斗真「俺、俺は真麻が好きだ…」