玲於「小さい頃からずっと一緒にいて、あいつなしの生活なんてもう考えられないんだよな。あいつ結構抜けてるとこあるしほっとけないって言うかさ…そうやって目で追いかけてるうちにさ、

気づいたら好きになってたんだ。」


斗真「そっか。……知ってたよ。お前が真麻にどう思ってるのかなんて…


だから俺はお前ら2人を応援するよ」


そう微笑んで伝えると玲於は一瞬悲しそうな顔をした

斗真「玲於?」



玲於「お前も好きな人いるんだろ?」


斗真「何言ってんだ。そんなわけないだろ。


俺はまだ莉奈が……」


『好きなんだ』


何故かそれが音となって口から出なかった


玲於「ッタク…斗真いい加減自分に正直になれよ。

今目を瞑ったら誰の顔を思い浮かべる?」


今目を瞑ったら…


浮かぶのは何故かあいつの笑った顔


莉奈ではなくて、何故かあいつの顔なんだ


何故かなんてそんなの理由はとっくに気付いてる


けどこれを認めてしまえば俺は玲於の邪魔ななってしまう…


だからこれは…言ったらいけないんだ

そう強く決心したのに…