いきなり玲於が素っ頓狂な声を出した

玲於「サッカーから逃げようとしたお前だからこそお前は誰よりもサッカーを大切にしてる。それは皆知ってる。

それに皆お前を信じてるんだぜ!


お前なら出来る!」


選手「そうそう。それに玲於のあの無茶苦茶な性格についていけるのは斗真しかいないし笑笑」


選手「斗真先輩は玲於さんに次ぐ上手さですよ!!!」


選手「ってか逃げたとか関係なくね?


誰だって辞めたいって思ったことあるだろうし」




「「お前なら俺達はついていくぞ!!」」




キャプテン「だそうだ。斗真、やるか?」



それでも俺はどうしても頷けなかった

怖かったんだ。


俺は無意識のうちに真麻の顔を見ていた


真麻は目が会った途端


『俺ならできる』


まるでそう言ってるかのように強く頷いた


真麻は俺に不思議と勇気と希望を与えてくれる


俺は深く深呼吸をして


斗真「俺……頑張ります!」

ハッキリと告げた