1年ながらにしてスタメンを勝ち取り、誰よりも努力をし周りもきちんと見えている。

なによりあの明るい性格で何度もチームを救ってくれたと部員も言っている

だからキャプテンは最初から分かっていた様なものだから、俺達は何も思わなかった。

けど副キャプテンだけは皆予想がバラバラだったんだよな…




キャプテン「副キャプテンは……








斗真!」





えっ?




キャプテン「斗真に任せたい。できるか?」




俺は直ぐに頷かなかった。いや、頷けなかった。





斗真「俺は途中から入ってきた奴で1度サッカーから逃げようとしたんです…

そんな奴がそんな大役出来るとは思いません…」



一瞬にして静寂に包まれたグランド…


その雰囲気に耐えられず俯くと



玲於「なーに言ってんだ!」