キス自体もちっとも嫌じゃなかった。
ただ、先が限られてるから触れ合い過ぎるのが虚しくなるだけだ。


「はぁ…」


次からどんな顔して彼と会おう。
連絡してきたら、会わない…ということも出来ないしな。


困った…と思いつつも、久し振りに実家のベッドで眠った。

夢の中では、オオカミになった今泉君に迫られて、「食べないでぇ〜!」と懇願するおばあちゃん役ではあったが__。