「ちょっ、梨架、その髪‥‥ええっ?」 湊人と別れて家に戻り、ウィッグを取ったり髪をとかしたりなんかして、すぐ梨架の事を迎えに行った。 迎えに行った先は事務所で、そして事務所から出てきた梨架は───‥ 目を見張るほどに髪をバッサリとカットしていた。 さっきまで私が被っていたウィッグ位、とまではいかないがそれでも結構短くて、耳の下くらいでボーイッシュに切り揃えられている。 正直よく似合っているし、 今までの梨架のビジュアルも完璧だとは思っていたが、それ以上に垢抜けているように見えた。