隠れたがりな君には、明け透けな愛を。ー番外編追加しましたー


きっとその時に車の中に連れ込まれた。
意識が戻った時には、両腕、両脚を縛られて目隠しをされた状態で、狭くて暗い場所にいた。そして体の上に異常な重みと気持ちの悪い温度を感じた。

ドラム缶や廃れた木材なんかが転がっている
倉庫の中にいる。そう理解したのは、目隠しを解かれてからだ。

目隠しを解かれて、まず目の前に飛びこんで来たのは、自分の体の上に馬乗りになった男の顔だった。


「……ぁ…」


声が、力が、出ない。
状況が理解できない、いや理解したくなかった。

感じた事の無い程の恐怖は一周回って私を落ち着かせた。

殺されるのか犯されるのか両方か。
…目の前にいるこれはいつものストーカーで間違いないだろう。