医院長「冴島くんと派手に
やりあったみたいだね。」

蒼太「‥医院長。」

医院長「威勢がいい人間は
嫌いじゃない。信念がある
というのは素晴らしい事だ。」

蒼太「あの、冴島先生は
医者という仕事が嫌いなんですか?」

医院長は微かに微笑む。

医院長「‥ちょっと着いてきなさい。」

医院長が連れてきてくれた場所は
オペ室の様子を見る事が出来る
小さな個室だった。