もう少し喜んでくれると思ってた。
でも、雄にいの表情は
私が想像したものではなかった。

稀「嬉しくないの?」

雄大「嬉しいよ。」

稀「雄にい、言ってくれたでしょ?
ゆっくりでいいから未来を
考えてほしいって。だから私‥」

雄大「休み取ってくる。
俺も一緒に行くから。
悪いけど、今から仕事だからさ
その話はまた後でゆっくり聞くよ。
稀がそう思ってくれて嬉しいよ。」

稀「うん。」

なんとなくだけど、雄にいは
その話題を避けているように思えた。