成美「まさかフラれた?」

雄大「違うっつーの。
ほら、さっさと仕事戻れよ。」

成美「はいはい。」

成美と分かれ医院長室へ行くと
今日も穏やかな表情の医院長が
俺を出迎えてくれる。

医院長「どうですか?
高度医療科でのお仕事は。」

雄大「はい。毎日慌ただしいですけど
やり甲斐のある科で満足してます。」

医院長「冴島先生は優秀ですからね
きっと高度医療科でもやっていけますよ。
早速ですが、今年の早期研修医は
2名受け入れたいと思っています。
冴島先生の科では、横浜医大の
柳瀬 蒼太くんをお願い出来ますか?
彼も君と同じ成績も実技も
非の打ち所のない人間でね。
君の右腕になってくれると思いますよ。」

雄大「そうですか。
精一杯、指導していきます。」

医院長「ええ。お願いしますね。」