大学から帰ってきた俺は
家の近くの堤防に
稀の姿を見つける。

雄大「稀っ!」

稀「雄にい。おかえり。」

雄大「ただいま。」

稀は昔から嫌な事があると
いつもここにいる。
波の音を聞いていると
心が落ち着くらしい。

雄大「当ててあげようか?」

稀「え?」

雄大「何で稀がここにいるのか。」

稀「いくら雄にいでも
分かる訳ないよ。」