大学に入ってしばらくすると
静から告白された。
断る理由なんてなかった。
だから、静と付き合った。

静「雄大っっ!!」

駅前に着くと今日も明るい
静が俺に向かって手を振る。

雄大「早かったな。
俺の方が先に着くと
思ってたのに。」

静「雄大待つの苦手でしょ?
不機嫌になると嫌だから
急いで来たの。」

静は何でも知ってる。
この3年間、俺の一番近くに
いたのは静だったから。

静「雄大が誘ってくれるなんて
珍しいね。なんかあった?」

雄大「なんかないと俺は
静を誘っちゃダメなのか?」

静「そうじゃないけど‥。」

雄大「ほら、行こう。」