雄大「いつになったら
俺は稀のお兄ちゃんを卒業
できるのかなあ~。」

稀「またそうやって
すぐに子ども扱いする!」

雄大「そうやってすぐ拗ねない。」

稀「私も、もう大人なんだからね!」

雄大「知ってる。もう子供に
見えなくて困ってるよ。」

雄にいに頭をポンっと
撫でられると昔から
すごく安心する。

雄大「そろそろ起きよっか。
このままだと、また
遅刻しちゃいそうだし。」

稀「だから、いくら私でも
そんなおっちょこちょいな事‥って
やば!もうこんな時間!」

雄大「だから、言わんこっちゃない。
やっぱり稀には俺がいなきゃダメだな。」

そう言いながら雄にいは私に
優しい笑顔を向けてくれた。