雄大「ううん。俺も
今日は日勤だから。
そろそろ起きないと。」

稀「そっか。」

雄大「でも‥‥」

雄にいは私の腕を引っ張ると
後ろからぎゅっと抱きしめる。

雄大「もう少しだけこうしてよう。」

耳元で囁かれる雄にいの優しい声に
ドキドキが止まらなかった。

稀「雄にいの腕あったかいね。」

雄大「ねぇ、稀。
そろそろその雄にいって
呼び方やめない?
俺たち、恋人同士なんだし。」

稀「だって‥‥雄にいは
雄にいなんだもん。」

さっきまで甘々だって雄にいは
目が冴えてきたのかいつもの
雄にいへと戻っていく。