雄大「さっきはごめん。
余裕がなくて...稀を傷付けた。」

稀「私の方こそごめんなさい。
雄にいの大変さ、何にも分かってないのに
いつも余計な事ばっかり言っちゃって。
お荷物なのは私の方なのに
偉そうだったね。ごめんね。」

何で、伝わらないんだろう。
こんなにも俺は稀を想ってるのに。

雄大「心が折れそうな時
くじけそうな時、いつも俺は
稀に支えられてた。ありがとう。
愛し続けてくれてありがとう。
稀はお荷物なんかじゃないよ。
稀は、かけがえのない人だよ。」

稀「もう、雄にい!反則。」

涙を流す稀の唇にキスをする。
何度も不安になった。
本当は...なんて考え始めたらキリがない。

だから、これからは
きっと言葉では足りないけど
俺の愛を一生をかけて伝えていきたい。

状況も誰かの気持ちも関係ない。
俺は稀と結婚したい。幸せになりたい。

俺はようやく、生きる意味を見出した。