さっきまで泣いていたくせに
稀は俺に向かって
何度も何度も水をかけた。

雄大「裸なんて何度も見てるだろ。
今更恥ずかしがる事じゃない。」

稀「そうゆう事じゃなくてせめて
声くらいかけてからにしてよ。
こっちだって心の準備が‥」

俺が湯船に入ると浴槽から
一気に水が溢れ出す。
稀と暮らし始めてから2人で
お風呂に入る事なんてなかったから
溢れ出す事を知らなかった。

後ろから稀の事を抱き締めると
肌の感触が直接伝わる。

雄大「稀好きだ。」

稀「うん、私も。」