坊ちゃんに誘われた俺は
街に昼飯を食べにやって来た。

やっぱり坊ちゃんは坊ちゃんで
なかなか値の張る店へと
俺を連れてきた。

大して食べたくもない料理を
注文すると坊ちゃんが
ぶしつけに聞いてくる。

脩「篠宮さんとは
お会いになられたのですか?」

雅喜「会ってねぇよ。」

脩「何故です?」

雅喜「会える訳ねぇだろ。
雄にいの彼女なんだぞ。」

脩「譲るんですか?冴島先生に。」