雅喜「もしもさ、今まで誰よりも
信頼してた大切な人と
好きな女が被ったら、どうする?」

脩「奪いますよ。」

もう少し悩むのかと思っていたけど
坊ちゃんは即答した。

雅喜「意外だな。坊ちゃんなら
身を引きそうなのに。」

脩「信頼している大切な人だからこそ
俺は戦いますよ。本気で戦わないのは
相手にも失礼ですから。
遠慮して譲るなんて...相手を
見下してるのと同じです。」

雅喜「俺は別に見下してなんかない。」

脩「雅喜先生が見下してないというのなら
自分自身が傷付かないために
逃げてるんじゃないですか?」

逃げてる...か。