成美「あんたの彼女ってさ
何か訳ありな感じなの?」

雄大「何で?」

成美「いや。なんとなく。
さっきの人‥‥その子の
お母さんって感じじゃなさそうだし。」

雄大「ごめん。でも、それ
成美には関係ないから。」

成美「うん、そうだね。
あーあ、あんたのせいで
またお昼食べ損ねた。」

雄大「ん。」

成美にパンを渡すとそれを受け取る。

成美「サンキュー!」

パンを上に放り投げながら
成美は病院へと戻っていった。

高校の同窓会‥‥か。
多分、稀は行かないだろうなあ。