雅喜「おい!蒼太!」

蒼太「どうしたんだよ?」

雅喜「お前、知ってたのか?」

蒼太「知ってるって何を?」

俺が指さす方向を見た蒼太は
ああ。と言った。

蒼太「見ちゃったんだ。
前に冴島先生の家へ行った時
篠宮さんにも会ったよ。」

雅喜「ふざけんなよ。」

稀と分かれ雄にいは
どこかへ向かって歩き出す。
そこへ向かおうとする
俺の腕を蒼太は掴んだ。