雅喜「稀!」

稀「ん?」

雅喜「やめとけよ。」

稀「何が?」

雅喜「そんな訳分かんない
男と夏祭り行くなよ!
俺と行こう。2人で。」

稀「ぷっ。」

雅喜「は?」

稀「池上君は断ったよ。」

でも、雄にいに勝てるものが
なかったから、稀が俺を
好きになる事はない事も分かってる。

稀「一緒に行ってあげてもいいよ。」

雅喜「何で上から目線なんだよ。」

稀「一緒に夏祭り行く人が
いないなんて可哀想だから。」

雅喜「お前さ‥!」

稀「雨‥降らないといいね。」

雅喜「うん。」

稀「じゃあ明日、7時に
鳥居の下で待ってる。」

笑顔で手を振る稀の事を
素直に可愛いと思った。