稀「今日、街でばったり
雄にいに会って彼女紹介されちゃった。
静さんって人なんだけど
すっごく綺麗な人だった。」

雅喜「そう。」

稀「何してんだろうな、私。
ダメ元で雄にいの事
夏祭り誘えばよかった。」

雅喜「他の男に誘われたんじゃ
なかったのかよ。」

稀「誘わてたけど、やっぱりさ
小さい頃みたいに雄にいに
手を引いてもらいながら
夏祭り行きたかったなって。」

稀の雄にいへの気持ちを
聞く度に泣きたくなる。

稀「なーんてね。
今更、そんな事言っても仕方ないか。」

俺を好きになれよって言いたくなる。