そりゃあ私だって雄にいと行きたい。
でも、最近、雄にいには彼女が出来た。

稀「だって、雄にいは
彼女と行くでしょ。
サッカー部の池上君に誘われたの。」

雅喜「あっそ。お前の好きって
気持ちはその程度なんだ。
雄にい、雄にい言ってたくせに
よく知りもしない男と
一緒に夏祭り行くんだな。」

稀「仕方ないじゃん!!
本当は私だって雄にいと
行きたいけど、彼女が
いるんだから仕方ないじゃん!」

雅喜「だからって別に
そんな訳分かんない男と
一緒に行かなくてもいいだろ。」

雅喜はいつもムカつく。
雄にいとの恋が叶わない事を
知ってるくせに...私の気持ち
1番知ってるくせに。