雄大「あー、腹減ったな。
何か食いに行く?」

稀「外に出るの暑いから嫌だな。」

雄大「うん、そっか。
じゃあ、何か作るか。」

だけど、私もそろそろ前に進みたい。
ずっとうやむやになったままの
雄大にいとの結婚話を。

稀「ねぇ、雄にい。」

雄大「何?」

稀「夏祭り...一緒に行かない?」

雄大「...え?」

過去を思い出にしたい。
例えそれが悪夢だったとしても。
忘れない事には
私たちは前に進めないんだ。