稀「雄にい、ごめんね。
突然連れてきちゃって。」

雄大「全然。稀の生徒に会えて良かったよ。」

稀「あのさ...知りたい。」

雄大「何を?」

稀「雄にいは私のどこが好きなの?」

曖昧な笑みを浮かべながら
食器棚からマグカップを
取り出しケトルでお湯を沸かし始める。

雄大「稀も紅茶飲む?」

稀「...うん。」

そうだよね、雄にいは
そうゆうの教えてくれないよね。

雄大「すごく困る。」

稀「分かってるよ。
変な事聞いてごめんね。」