雅喜「稀!」

稀「雅喜、どうしたの?」

雅喜「これ、やるっ!」

稀「わー、シロツメクサの
花かんむりだ!すごーい!
上手上手、雅喜すごいね。」

雅喜「やめろよ!
髪の毛ぐちゃぐちゃになるだろ!」

稀「雄にいはいつも
えらいえらいって
稀にやってくれるもん!
だから、雅喜もえらいえらい。」

雅喜「稀、俺が大人になったら
俺と結婚しよう。
だから、それまでずっと
この花かんむり持っててよ。」

幼い頃に交わされたもう一つの約束。