氷室「冴島。それ整形外科に
届けておいてくれ。
俺は学会に行ってくる。」

雅喜「了解っす。」

氷室「お前な、その口の聞き方...」

雅喜「新幹線、13時20分発っすよね?
早く行った方がいいんじゃないすか?」

氷室「ああ、もうこんな時間か。
後の事は植松先生に頼んであるから
指示貰えよ。」

うっせーな。いちいち。
出世にしか興味のない野郎が
何で指導医なんて
面倒な事引き受けんだよ。

植松「あの、冴島先生...!」

雅喜「何?」

植松「今から回診に行くから
着いてきてくれるかな?」

雅喜「ああ。」

相変わらず植松はオドオドしてるし
こいつこんなんで本当に
医者としてやってけるのかよ。