雄大「どうだ?
彼の担当医をやってみるか?」

蒼太「俺が...ですか?
でも、俺にはまだそんな...」

雄大「もちろん俺もサポートする。
柳瀬1人でやる必要はない。
困った事は何でも言え。」

柳瀬はカルテを見つめたまま俯いていた。

雄大「自信がないか?」

蒼太「...はい。正直。」

雄大「大丈夫だ。自信なんてなくても。
大切なのは助けたいと思う気持ちだ。」

蒼太「出来るんでしょうか?俺に。」

雄大「最近の柳瀬を見ていて
任せられると思ったから
俺は今、柳瀬に話した。
後はお前の気持ち次第だよ。」