電車を降りると同じ大学の
奴等が一人もいない事に気付く。

時計を見ると1限目が始まる
ギリギリの時間だった。

俺は急いで講義室へと向かう。

ーガチャ

蒼太「お、今日もギリギリセーフ!
おはよ!雅喜。」

時計を見ながら笑ってる
こいつは柳瀬 蒼太。
俺よりも一つ年下なくせして
蒼太はやたらと大人びていて
俺たちが仲良くなるのに
そう時間はかからなかった。

蒼太「大変だな、遠いと。」

雅喜「まあな。」