雅喜「でも、その後に言われた。
俺は雅喜の兄貴だから、患者の
命よりもお前の命の方が大事だって。」

脩「その気持ちも分かります。」

雅喜「だからこそ思い知った。
俺がどうでもいいと思ってた
患者の家族の気持ちとか。
長年、医者とゆう仕事を全うしてきた
雄にいでも、俺の命が一番大切だって
思うのなら、そんな経験をしてない
家族がどう思うのかって考えたら
何かもう分かんねぇんだよ。
偉大すぎる兄貴のせいで
自分はつまらなくちっぽけな
人間だと思える。」

そのはずだったのに、いつの間にか
俺は弱音を吐いていた。
見ず知らずの御曹司に
弱さを見せてしまった。

でも、さすがは御曹司。
培ってきたスキルが違う。