脩「雅喜先生。」

雅喜「は?」

脩「新東京病院の冴島先生の
弟さんなんですね。」

雅喜「ああ。」

脩「冴島先生は優秀な方ですから
あなたには期待してますよ。」

雅喜「雄にいの事知ってんのかよ?」

脩「ええ、冴島先生には
随分とお世話になってます。
· · ·今更ですが、あなたの事を
雅喜先生とお呼びしてもよろしいですか?
冴島先生ですと、何分不便ですので。」

雅喜「好きにしろ。」

何があろうと今日から俺は
この場所で生きて行くんだ。