そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐

しばらくすると、柳本さんがリビングに戻ってきた。

「大智に連絡しておいたよ」

そう言うと、柳本さんは私が座っているすぐ横にため息をつきながら腰を下ろす。

急に横に座った彼との距離が近くなり戸惑った私は、思わずソファーから立ち上がり言った。

「あの、お茶も淹れずにすみません。すぐ淹れてきますね」

そして、キッチンにまっすぐ向かう。

「気を遣わせてごめんね」

後ろで柳本さんのすまなさそうな声がした。

私って、やっぱり失礼だよね。

東條さんの時はこんなことで戸惑ったり、席を離れたりしないのに。

キッチンでお湯を沸かしながら、ざわつく胸を必死に抑え込んだ。

ソファーの前のテーブルに柳本さんのお茶を置く。

私は、テーブルの前のフローリングにそのまま座った。

「大智も心配していた。ひょっとしたら早めに帰るかもしれないって。それまで岩倉さんのこと頼むって言われたから、ほんと遠慮しないでね」

「はい」

東條さん、早めに帰ってくれるの?

聞きたいけれど、あまり東條さんのことばかり聞いたら私の気持ちがばれてしまうかもしれない。

「気になってたんだけど、大智と岩倉さんって、ひょっとして、もうその・・・・・・そういう関係なのかな」

柳本さんはお茶をすすりながら、敢えて視線を外して尋ねた。

そういう関係?