革ジャンを脱ぎながらリビングに入ってきた柳本さんは「どれがその封筒?」と私に顔を向ける。
「これです」
触れるのも恐くて、テーブルの上に置いたままになった封筒を指刺した。
「これか・・・・・・」
柳本さんはそれを手に取ると、封筒の表裏を眉をひそめながら探るように見ている。
「開けてもいい?大智からも何かわかったらすぐ連絡してって言われてるから」
「・・・・・・はい」
柳本さんは封筒を持ってソファーに腰を下ろすと、封筒を丁寧に開け始めた。
見たいようで見たくない衝動に駆られ、目を閉じる。
そっと目を開けると、柳本さんは封筒から一枚の白い便せんを取り出し広げているところだった。
「んん・・・・・・」
彼は便せんの内容を見つめながら顎に手をやり唸る。
一体中には何が書かれてるの?
胸がザワザワと軋んでいる。
「岩倉さんも見る?」
「え」
思わず表情が固まり、変な汗が額に滲んでいる。
「見たくなかったら無理に見ることはないよ」
柳本さんは優しい目で微笑み、また便せんに視線を落とした。
見た方がいいよね。
このまま恐がっていたって何も始まらない。
今は、柳本さんがそばにいてくれるし、明後日には東條さんも帰ってくる。
皆が私を支えてくれてるんだもの。私も勇気出さなくちゃ、何も解決しない。
私は意を決して、柳本さんのそばに近づいた。
「これです」
触れるのも恐くて、テーブルの上に置いたままになった封筒を指刺した。
「これか・・・・・・」
柳本さんはそれを手に取ると、封筒の表裏を眉をひそめながら探るように見ている。
「開けてもいい?大智からも何かわかったらすぐ連絡してって言われてるから」
「・・・・・・はい」
柳本さんは封筒を持ってソファーに腰を下ろすと、封筒を丁寧に開け始めた。
見たいようで見たくない衝動に駆られ、目を閉じる。
そっと目を開けると、柳本さんは封筒から一枚の白い便せんを取り出し広げているところだった。
「んん・・・・・・」
彼は便せんの内容を見つめながら顎に手をやり唸る。
一体中には何が書かれてるの?
胸がザワザワと軋んでいる。
「岩倉さんも見る?」
「え」
思わず表情が固まり、変な汗が額に滲んでいる。
「見たくなかったら無理に見ることはないよ」
柳本さんは優しい目で微笑み、また便せんに視線を落とした。
見た方がいいよね。
このまま恐がっていたって何も始まらない。
今は、柳本さんがそばにいてくれるし、明後日には東條さんも帰ってくる。
皆が私を支えてくれてるんだもの。私も勇気出さなくちゃ、何も解決しない。
私は意を決して、柳本さんのそばに近づいた。



