キミと私のひと夏の恋

ーゆうきー

俺は病室を出てはなちゃんの家に来ていた。

〜ピンポーン

おばさん「あら、ゆうきくん?どうしたの?」

「おばさん…」

おばさん「さあ、上がって!」


俺は涙を堪え、はなちゃんの家に上がった。
おばさんは、お茶を出してくれた。


おばさん「さあ、飲んで?」

「いただきます。」

おばさん「何かあったの?」

「おばさん、きいてもいい?」

おばさん「ぇえ!!何でも聞いて?」

「もし、おじさんが心臓病で自分の型と適合したらおばさんはおじさんに心臓あげる?」

おばさん「そうねー、あげると思うわ!どうして?」

「…」


俺は何も言えず俯いていた。


おばさん「話したくなければ話さなくていいのよ?」


俺はゆっくり話し出した。
今までのこと全てを…


おばさん「そんな事があったのね…。」

「うん…。俺、ちひろにどう声をかけていいか分からないんだ…。」

おばさん「そうね、、、。何も言わなくていいんじゃないかな?」

「…え?」

おばさん「ただ、そばに居てあげる。それだけでいいと思う。話したくなればちひろくんって子から話して来ると思うよ。そうしたら、話を聞いてあげればいい。それだけで十分だと思う。無理になにか言うよりもね!!」

「おばさん…」

おばさん「答えなんてないと思う。愛する人が亡くなって、その代わり自分が生きてるんだもん。だから見守ってあげる事も大切だとおもうよ?」

「わかった。おばさん、ありがとう!!」


俺はお茶を飲み干し、急いで病院へ戻った。