「藤咲さん、これ薬よ、早く飲んで」 保健医の先生が、万が一の時のために預けている薬を渡してくれた。 「ゴホッゴホッ… ゴクッ… ハァハァハァハァ…」 「大丈夫だからね、ゆっくり深呼吸して」 「ゴホッゴホッ スー ハー ゴホッゴホッ」 「その調子よ!」