「なんで、それを?」










「さっき、ちぃが起きてすぐに、俺の事を主治医の先生だと勘違いしたみたんなんですけど、、、
呼び捨てだったし、なんか、まぁ、勘っすけど」










きっと樹はまだ千春のことが好きだ。










「それは、本人にきいてくれ。
でも、もしそうでも友達っていう形でそばにいてやって欲しいんだ。
千春はなかなか学校にも行けないし、体調を崩しやすい。
そんな時に助けてやれるのは樹だと思う。
だから、俺と一緒に千春にあの日の本当のことを教えてあげよう...」










「分かりました...」