春馬side
病院を出ていこうとする樹をみつけて呼び止める。
「樹!」
「はるにぃ!
お久しぶりっす!」
随分大きくなってて、一瞬誰だか分からなかったけど、目の下にある涙ボクロと、美男美女の両親から受け継いだ整った顔は変わらず、むしろイケメンさが増していた。
「千春のお見舞い?」
「はい。
もし戻ってくると分かっていたら、あんな嘘はつかなかったのにって、今頃後悔してます...」
「本当のこと、話してみたら?」
「いや...
信じてもらえるのかも分かんないですし...
というか、あのちぃの主治医の先生、ちぃの彼氏、ですよね?」
病院を出ていこうとする樹をみつけて呼び止める。
「樹!」
「はるにぃ!
お久しぶりっす!」
随分大きくなってて、一瞬誰だか分からなかったけど、目の下にある涙ボクロと、美男美女の両親から受け継いだ整った顔は変わらず、むしろイケメンさが増していた。
「千春のお見舞い?」
「はい。
もし戻ってくると分かっていたら、あんな嘘はつかなかったのにって、今頃後悔してます...」
「本当のこと、話してみたら?」
「いや...
信じてもらえるのかも分かんないですし...
というか、あのちぃの主治医の先生、ちぃの彼氏、ですよね?」


