「この季節ってさ、朝とか夜は寒くて、冬!って感じだけど昼間にすこし春の暖かさをかんじるでしょ?春の初め。
それを両親は春を迎えるって考えて、千度の春を迎えて欲しいって意味で千春って名付けたんだって。」








「素敵な名前だな」









「うん。
千度は無理だけど、できるだけ多くの春を迎えたいなって思う。」









「千春ならできるよ、きっと」









「誠に言われると、できる気がする」









「俺も千春と何度も春を迎えたい。
春って始まりの季節だし、何があってもお互い初心にかえって、もう一度始めようって思えるいい季節だから、好き。」









「私も、春すき。
花粉がなかったら、もっといいんだけど(笑)」










「それはすごい共感(笑)」









その後も2人で色んな事を話してあっという間に家に着いた。










17歳の誕生日は今までで1番印象に残る誕生日だった✩.*˚