腕を引っ張られると同時に降ってきた2度目のキス。








強引なのに、優しくて…








密着してるから、心臓の音、聞こえてるんじゃないかな…








「…んっ…」









な、な、なに!?
何今の声!?

わたし!?
わたしなの!?









驚きと動揺と恥ずかしさで一気に顔が赤くなってしまう…









そして、タイミング悪く唇が離される。









「っ…
これ以上一緒にいたら俺、何するかわかんない…」









これはきっと、部屋に戻れってこと、だよね?








「お、おやす、み」








「ん。」








部屋に入って、今日の出来事を思い出す。







結局、いつもと違う誠を思い出す度にドキドキして、一睡もできなかった。