突然の爆弾発言に心臓がバックバク…






「あ、でも…」








「ん…?」








キッチンから出てきて、私に近づいてくる誠…








「ここは、今貰ってもいいよね?」








人差し指で私の唇に触れながらそういう誠は、いつもより数倍色っぽくて…


先程よりも大きな音をたてる心臓…
みなくてもわかる、今、私の顔が真っ赤なこと。








返事をする前に…








唇に感じる熱。









私、今、誠と…








初めての感覚に少し戸惑いつつも、そのとろけるような甘さに溺れてしまう…









少し苦しくなって誠の胸を叩くと、



"わりぃ、つい可愛くてやりすぎた"

と言って唇をはなす。


















私は、唇が離れたあともハッキリと残っている感覚に、またドキドキしながら…







余裕の笑みを浮かべる誠にみとれていた。