「はい、じゃあ俺がおさえるから誠ヨロシク。」




「おぅ。千春ちゃん、ちょっとごめんね」




「いやぁ、グズン…グズン…」






「千春ちゃん、力抜いてね」



絶対力なんて抜いてやるか!


「あ、こら、力入れちゃだめでしょ!」


「千春!!誠、もう無理やり入れちゃって」



「了解。」



「んーー!いだぃーー」



「千春が力抜かないのが悪い。誠、大変だけどよろしくな。なんかあったら俺とかあと母さんとかも呼んでくれていいから。治療とか拒否しても無理矢理してくれていいし」


「りょーかい。」



「グズン…グズン…」