「よし入ろうっ♪」
 愛が私の手を引っ張り、ドアを開けた。
 可愛い部屋っ…☆それが、教室の印象だった。上手くは言い表せれんけど、女の子〜って感じの部屋やんっ。つかここ塾!?
 口をあんぐり開けている私に、愛は
 「可愛い部屋やろお?」
 愛がコーディネート手伝ったんだ♪ってたのしそうに言った。
 「うん…めっちゃ可愛いね…☆って!こんな塾みたことないやろっ☆まぢすげーっ!」
 私は、初めて男友達のたくさんのフィギュアを見たときのことを思い出した。確か、こんな感情だったはずだ…。
 「うおーっ☆」
 自分とはかけ離れたイメージのものばかり…。めっちゃ興奮するしっ☆(笑)
 「渚ったら興奮しすぎだよお〜☆てゆうか、そんなに興奮するとこないし〜☆(笑)」
 確かにっ!!でも、こりゃすごい☆