未知の世界6

 
それから一週間後、いよいよ私の手術が始まった。





そう、もう一度生まれ変わるチャンス。





何度も、もう終わりかと諦めかけていた私の人生。




ここにきて、私の本当の両親の研究によって、助けられる。




ずっと顔も名前も知らないお父さんとお母さんのことを、今になって知った。




研究していたことを知り、手術を決めてから、お父さんもお母さんも私のそばにいる気がしてならない。



ずっと気づかなかったけど、ずっとそばにいてくれたのかもしれない。




お父さん、お母さん、本当にありがとう。








眩しいライトのそばから、幸治さんが私の顔を見下ろしている。




優しい瞳を見つめたまま、



口元にマスクをあてられ、カウントが聞こえる・・・





私はすぐに意識が消えていった。