それから一週間後、いよいよ私の手術が始まった。
そう、もう一度生まれ変わるチャンス。
何度も、もう終わりかと諦めかけていた私の人生。
ここにきて、私の本当の両親の研究によって、助けられる。
ずっと顔も名前も知らないお父さんとお母さんのことを、今になって知った。
研究していたことを知り、手術を決めてから、お父さんもお母さんも私のそばにいる気がしてならない。
ずっと気づかなかったけど、ずっとそばにいてくれたのかもしれない。
お父さん、お母さん、本当にありがとう。
眩しいライトのそばから、幸治さんが私の顔を見下ろしている。
優しい瞳を見つめたまま、
口元にマスクをあてられ、カウントが聞こえる・・・
私はすぐに意識が消えていった。



