「悠斗!?酷いー!」


「良かったなー葵、席がここで」


「悠斗⋯⋯?何言ってんの?ん?」



「もっと言ったれー!」


後ろで悠斗の援護をしてるのは菜々。



「あぁー!もういい!菜々は彼氏のところにはやくいけば!?悠斗は早く片思い中の可愛い可愛い陽葵ちゃんとラブラブしてこい!」



「⋯⋯えっと、え?」



キョトンとしてるのは春輝くん。



「え、菜々って彼氏いたの⋯⋯?で、悠斗は陽葵ちゃんのこと好きなの⋯⋯?」



「あははー!バレちゃったねーどんまいー!2人が悪いんだからね!春輝くん職員室行くよ!」



「え、俺達は親友だよね⋯⋯」



ブツブツ言ってる春輝くんをひいて教室を出る。