「あれ?大丈夫ー?」
心配してくれてる菜々。さすが、性格のいい!
「ぜんぜーん!陽葵ちゃんの話ー!」
「あぁ、最近ラブラブ中なんだよなー、悠斗と陽葵ちゃん」
え?そうなの!?
「えぇ、そんなことなら言ってくれればよかったのに〜」
にやにやしながら悠斗を見る。
「はぁ、陽葵は恋愛感情持ってないけどな」
「あれー?ってこーとーはー?」
「うざい」
「え、ウザイって!私泣くー!菜々助けてよー」
「ははは⋯⋯」
なんか引かれた⋯⋯?
いや、でもそれでもめげないのが私!
「葵って家でしっかりしてる分学校で抜けるよな」

