結構近く??



「ってか、私たちいると邪魔でしょ?お兄ちゃんと結菜さんでゆっくりしてなよ!はい、双子行くよ!」



先に行こう。



結菜さん、絶対私たちに気を使うもん。



「姉貴ー、姉貴も彼氏と一緒に登校すればいいのにー」




「は、はぁ!?するわけ!⋯⋯ってかなんで知ってんの!?」



私、碧たちに言ってないと思うんだけど。




「母さんたちが話してた」



お母さん〜!何してるのー!!



まぁ、隠してたわけじゃないからいいけど。




「てか、姉貴の彼氏って同じ学校ー?」


「同じ学校しかないでしょ。姉ちゃんバイトもしてないし出会いなんて学校しかないよ」