「てか、今日も陽葵ちゃんと来たのー?」
ん?陽葵ちゃん?
にやにやしながら春輝くんが言ってるんだけど⋯⋯。
「誰?そ⋯⋯「ちょっときて」⋯⋯はぁ」
まさかの悠斗からの呼び出し。
「⋯⋯どうしたんじゃ。お主!」
「俺の両親が突然女の子欲しいっつって引き取ってきたんだよ、高1の女の子。で、その名前が皆川陽葵。さすがに一緒に住んでるは言えないから」
「あぁー、なるほどっ!納得!てことは、私も幼なじみのフリしなきゃってことっすか」
「ああ」
うわ、それ⋯⋯
「楽しそうー!!」
「だと思った。だからよろしく」
「了解でやんす!」

