「は、はい!もう話終わり!春輝、先帰ろ!」



「え?ここもう葵の家だけど」



「え⋯⋯あ、ほんとだ」



や、やばい。テンパりすぎて周り見てなかった。



「春輝、今日はありがと」



「こちらこそ。家帰ったら連絡する」



「うん!じゃあね!」



「おう!」



「いいわねぇ、青春!!」



⋯⋯。




お母さん達がいた事をすっかり忘れてました。




「あ、お父様もお母様も突然会うことになって申し訳ないです。また改めてお宅に伺います」



「あらー、ちゃんとした子じゃない!!」



「春輝、いつもこんな感じじゃないのに」




「そんなこと言います!?!?」



「いや、絶対いつものテンションの方が好感度上がるって!」