好きって言葉が聞きたくて

「よし、じゃあ、俺が引っ張っていくからねー。
スタート!」

そう言うと私は滑ってないのに、光輝くんが引っ張る力でどんどん進んでいった。

「うわー、凄い!滑れてるよ!ねね、光輝くん、どうやって、滑るの?」

「そうだな、足をハの字にしてみて。そしたら、どんどん進んでいくよー」

私は、光輝くんのハノジ講座を実際に行ってみた。
そしたら、勝手にすべっていった。

「わわ、勝手に前に行ける!よーし、これで、どんどん進むぞー」

私がそう意気込んだとき、体が後ろに倒れそうになった。