メールで彼は、「無視しているわけではないよ 恥ずかしいから ゆっくり行こう」って話してくれた。

私も焦っていたのかもしれない。ゆっくり行こう!そう決めた。

周りの友達からは、「付き合ってるの?」って聞かれる。

だから慧君にメールで聞いてみた。

「朱莉のことが好きだけど、落ち着いたら付き合おう」
そう言ってくれた。

好きという言葉とは裏腹に複雑な思いが心をめぐった。